今回は、住戸用自動火災報知器の取付工事です。先日、工務店様より「アパートの消防用設備の点検が通らない」とのことで弊社に依頼があり改修の工事をしました。
まずは、現場確認へと・・・
本来なら、左の写真の機器がが設置され、各部屋にも感知器が設置してあり、火災になると写真の親機本体から警告音が鳴るとともに、外玄関にも、警報表示付きのドアホン子機が設置され外部にも警報表示をするとともに、警報音で知らせなくてはなりません。ですが、漏水の為に改装した際、他の業者様が住戸用自動火災報知機を撤去し、家庭用の火災警報器と写真右のTVドアホンに取り替えられていました。その為、消防検査が通りませんでした。
改装の際に、配線も撤去されていましたので新たに配線を仕込みます。点検口が一箇所あり、そこからどうにかしようと四苦八苦しましたが、開口が小さく作業が出来ません。
工務店様に了解を得て、弊社で急遽点検口を設けさせてもらい作業しました。
配線は、親機~感知器~感知器~感知器~玄関子機 2芯線を送って送ってとなります。
親機~玄関子機 3芯での配線。
住戸用インターホン親機、警報表示付ドアホン子機、スポット感知器取り付けです。
取り付け後、最終作動確認です。
これで、住人の皆様もいざという時の避難や対応も速やかに行われるように復旧しました。
火災も無く警報が鳴らない事が一番ですが・・・
皆様のご自宅の家庭用火災警報器も設置義務から10年近くなり交換時期となります。
万一の時、電池切れや作動しなかったとならないよう当店へ一声お願いします。