スタッフ1号です。今回は店舗改装の電気工事の記事です。
先ずは写真から・・・
今回の店舗改装の照明はすべてダウンライトです。メーカーで平面図のデーターから照度計算と配置図を作成してもらい、ほぼその内容での工事をしております。ダウンライトの灯数は37台。天井の捨て貼り(既存の天井の下にもう一枚ベニヤを貼る作業)をする前に既存の天井に穴を開けながら配線をダウンライトの取り付け位置付近に配線していきます。上の写真は捨て貼りを終えたところをダウンライトカッターという専用工具で穴を開けていき、配線を取り出しているところです。きっちりと墨出しをレーザーをあてて穴あけ位置に記しを付けてから穴を開けていますので配線は真上にちゃんとあります。ダウンライトを数多く付ける時に大切なのが並びのラインでして、まっすぐ直線にするところはしっかり墨付けをしないでやるとラインが揃わず見た目の問題が起きますので墨付けが重要になります。
穴あけ位置は、図面に記入して、天井の捨て貼りが終った後にそれに従い穴を開けます。このとき天井を貼る前に採った寸法が間違っていると手間な事になりますので、図面にしっかりと壁から何センチ、器具と器具の間隔は何センチとしっかり記入しておきます。上の写真のように37箇所位置を間違えることなく穴あけできました
そして、もうひとつのお仕事。空調機器の工事です。今回は天井カセット式のパッケージエアコン。店舗は奥行きがありますので、本当は同時ツインの室内機を2台取り付けられるほうが良いとご提案しましたが、施主様からの支給品シングルタイプを取り付けします。大工さんに天井開口をお願いして、配管や渡り配線、ドレン管の仕込みまでを済ましております。メンテナンス用の点検口も取り付けてもらいました。
コンセントやスイッチの取り付けも済ましております。壁に穴を開けながら以前の店舗の時の配線も利用しつつ、コンセントを増設したり、また不要な配線処理をしたりで、新築より手間がかかります。久しぶりの店舗改装のお仕事をさせていただいております。
完成後にもアップしたいと思います。