スタッフ1号です。今回はアップが遅くなりましたが1月末に施工したマンションの浴室改修工事の様子です。まずは施工前の浴室です。
1317のシステムバスの更新となります。特にバスには問題はありませんが、浴室出入口の床が水を含み踏むと下がり出したことと、マンション自体の老朽により給水や給湯管からの水漏れ事故が相次ぎ、こちらのお客様宅からも一度漏水し階下に漏れたこともあり点検も含めての改修となりました。また管理組合様からも浴室のみではなく脱衣場床下の配管の点検のご要望もございました。
右の写真は今回の部屋ではなく過去に漏水があった部屋の改修時の写真です。
管理組合様から頂いた写真です。給湯の配管(銅管)部分からの漏水の様です。銅管を
カットしているのが分かります。
それでは解体の様子から。エレベーターホールやエレベーターを養生し解体開始。
天井・壁・桶、最後に床の解体です。右下浴室出入口の脱衣場床が水を含み腐っているのが分かります。
解体後の写真です。床のごみを掃除して、天井裏の配線やダクトを整理しました。
今回の浴室改修とともに漏水予防の給水・給湯・排水管などを出来るだけ広範囲に改修します。キッチンやトイレまでの配管はこの先にありますが、今回は脱衣場迄の配管まてで収めます。
脱衣場床工事です。配管を避けながら鋼製束を配置し、バーチクルボードを乗せ、その上に仕上げ床を貼って完成です。今回仕上げの床材に選んだのは水やアンモニアに強いパナソニックのサニタリー用のフロアーです。
いよいよシステムバスの組立です。商品の搬入からまずは洗い場の床のレベルを合わせて、天井、壁、風呂桶と組立たててから給水・給湯や配線や換気扇ダクトを繋いでいきます。
そして完成です。
今回のシステムバスはリクシルの1317サイズを採用致しました。撤去した浴室との変更点は、保温浴槽・手すり兼用シャワースライドフック・出入口ドア(スイングから折れ戸)などです。竣工時に管理組合様に配管の改修前と改修後の写真をお渡しし、弊社の工事内容に感謝していただきました。漏水の心配が軽減され、床のへこみも完全に改修することが出来ました。浴室も綺麗になり掃除もしやすくなり施主様にも大変喜んでいただきました。
I様、今回のご依頼ありがとうございました。