スタッフ1号です。本当に久しぶりのアップとなります。この時期は毎年、「暑い暑い」と仕事をしておりますが、今年の場合「熱い熱い」が正しい表現かなと思う毎日です・・ふぅー。熱中症の予防ドリンクや空調服に首を冷却ファンと万全に活動しておりますが、それでも指がつったりしながらもやるしかない。
さて、今回アップのお仕事はカウンター式の洗面の水栓取替工事です。
写真の台付きシングルレバー水栓金具です。吐水はシャワー水栓でシャワー水栓が引き出せるタイプの物です。きちんと止水できなくなったので水栓ごと取り替えたいとのご依頼でした。某大手メーカーの水栓なので後継機種があるだろうと簡単に考えておりましたが、なんと後継機種の水栓は無く修理部品もすでに生産完了。他社の水栓メーカーも調べましたが同タイプの商品はありません。いろいろカタログを見ながらどうすれば取替が出来るか、いや取替が出来るだけじゃ無く、きれいに収めることが出来るか??
やはり、こんな時はネットで調べることですね。既設水栓の品番から検索すると、同じ内容の交換事例が数は少ないけどヒット。しかも使用部品の品番まで丁寧に記載してくれています。すぐにその記事をプリンアウトし使用部材の掲載しているカタログで確認し、水栓金具とともに調達して、無事に取替完了です。
水栓金具撤去後のカウンターです。カウンターにはシャワー水栓のホールと台付き本体金具のホールが3ケ所(給水・給湯・シャワーへの吐水管)あります。 今回実際に使用するホールは給水・給湯の2か所です。台付きの真ん中のホールにはパテ埋めしてカウンターからの浸水を防ぎます。シャワー水栓の大きなホールはホールを綺麗に隠せる部品(ホールの径を小さくする部品とパッキン付きのカウンター化粧フタ)で始末します。
新しい水栓金具はお客様の要望でシャワー無しのシングルレバー水栓となりました。いかがですか綺麗に取替が出来ました。数年間ポトポトとシャワー水栓から水が漏れていたそうですが、他の業者様に依頼しても断られていたそうです。このような特殊なケースは思った以上に存在します。調べる手間を惜しまずに模索して、取替後にどのような形になるかお客様に説明して納得してもらうことが大切だと思った今回のお仕事でした。S様ありがとうごさいました。