コンプレッサー不良でした。

スタッフ1号です。先日、世話になっております株式会社東光バネ工業社様より「コンプレッサーを使用するとブレーカーが落ちる」との連絡があり、担当の方と電話でやり取りし、おそらくコンプレッサー側に問題があるとお伝えしコンプレッサーのメーカーに相談していただくようにお話しし、午前中の仕事を済ませ午後一番に念のため調査に伺いました。コンプレッサーは新しく代わっており機器側の配線も変わっておりましたので、コンプレッサーメーカーの業者さんが工事をしたようです。早速確認をしますと手元開閉器を上げるだけで、一時側の漏電ブレーカーが落ちてしまいます。手元開閉器は古いもので、電流計付箱開閉器というレバーで電源投入するナイフスイッチの接点の受け側の銅板がスパークにより少し溶けた感じでした。二次側(機械側)の配線を一度切り離して手元スイッチを上げてみると今度は一時側の漏電ブレーカーは落ちません。「と、言うことはコンプレッサーの問題ですかねぇ」と説明していたところにコンプレッサーのメーカーのサービスマンが到着。私より状況説明をしサービスマンさんが本体の点検作業に・・・

実はこのコンプレッサーは今年の7月に買い替えをされたばかりの商品で電源投入時にコンプレッサーのスイッチ投入前にすでに基盤に電流が流れるそうで、そのためナイフスイッチがスパークを起こしその際に電気的信号がコンプレッサーの制御基板に悪さをして漏電ブレーカーを作動させたようです。と、いうことでコンプレッサーの修理をメーカーさんがして、弊社が開閉器を電流計付箱開閉器から15KW3相サーキットブレーカーに交換し原因となった部分を改修します。

工場の休みを利用しての弊社の作業となります。

既設の開閉器(電流計付箱開閉器)の1次側2次側の配線をばらして撤去します。

ナイフスイッチの受け部の銅板が少し溶けています。電源投入時に負荷が働くためスパークしたのが原因と思われます。

撤去した開閉器です。弊社が東光バネ工業社様にお世話になる以前から設置されていたものです。

ここから新しい開閉器の工事となります。

ブレーカーを収めるウォルボックスです。今回はご希望により鍵付きとなります。

配線を通すために穴あけ加工をします。

取り外した開閉器の位置に新しい開閉器(ブレーカー)を取り付けたウオルボックスを配線を通しながら固定します。

 

1次側、2次側に丸形ターミナルを配線に圧着し最後にブレーカーに繋ぎ、接地を取り工事は完了です。

ちなみにコンプレッサーは代替え品で応急対応しており故障したコンプレッサーの修理には時間がかかるそうです。

 

ところで、この夏に株式会社東光バネ工業社様が新聞の一面を使って広告を出されました。

「ばねづくり」を通して未来を担う子ども達が夢を持てる社会を創造していく。というメインタイトルで、ばねがあらゆる社会で必要不可欠なものであり、社員の幸せは言うに及ばず未来を担う子ども達が夢を持てる社会を創造していくことが重要だ。という広告です。これは業界新聞ではありません。一般新聞での広告です。弊社が社長様から新聞を頂戴したときは度肝を抜かれました。すごいことだなぁ・・と。本当にそういう社会を創造していくことが大切だと、そして、弊社もそのような思いを持ってこれからも仕事を続けることが大事なことだと気付かされました。弊社がはたして子ども達の夢を持てる仕事をしているのか??社会貢献だけではなく夢を持てる仕事にしなければなりません。そしてそれこそが社会貢献なのかもしれません。

いつも社長様には、元気と勇気をいただいております。少しでも近づきたいものです。

 

 

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