コンロ入替工事・レンジフード取替工事

スタッフ1号です。今回ご紹介するのは、ガスコンロからIHクッキングヒーターへのコンロの入れ替えとレンジフードの取替工事です。
まずは工事前の状況です。

ガスコンロの下にはコンビネーションレンジ(オーブン調理はガスで、レンジは電気を使用)があります。

この状況ではコンロのみIHに取替えする事は出来ませんので、コンビネーションも同時撤去となります。
撤去とガス管の端末処理はガス業者様にお願いして、撤去後の工事となります。またレンジフードの前幕板はキッチンの面材仕様ですが、こちらは再利用は出来ません。いずれも事前に施主様に承諾を頂いてからの工事です。

ガス機器撤去後のキッチンです。

ここから工事のスタートです。まずはレンジフードの取替とIHクッキングヒーター用の電源工事を併行して作業します。

前幕板を撤去し、本体を撤去、コーキングをカッターで切ってから取付ビスを取り本体を撤去します。撤去後は思ったより綺麗な状態でした。

下の画像は電気工事の様子です。

床下に配線を転がしてIHクッキングヒーター用のコンセントを設けます。LDKの出入口の上に分電盤がある為に床下までは露出となりますのでモールとボックスを利用しての配線です。床下点検口を利用して配線します。巾木部分の配線を隠す目的と工事がしやすいようにボックスを取付しボックス内で結線をします。分電盤にはアースが設けられていませんでしたので撤去したコンビネーションレンジのアース線を利用して分電盤へアース線も送ります。IHクッキングヒーター用の30Aコンセントを取付し、分電盤のコンビネーションレンジ用ブレーカーを200V30Aのブレーカーに取替し電気工事は完了です。(赤色線がアースです)

次はレンジフードの取付を先にします。IHクッキングヒーターは傷防止のため最後に設置します。

左から本体取付、ダクト繋ぎ込み、前幕板取付 これでレンジフード取替工事は完了。こちらのレンジフードはIHクッキングヒーターと連動して動きます。

ここからはIHクッキングヒーターの据え付けになります。まずはコンビネーションレンジを撤去したところに収納を収めます。

収納は引出タイプと扉タイプから選べますが、今回は使い勝手の良い引出タイプを選んででいただきました。本体をサイドの収納に前面を合わせて固定し、引き出しを収めるだけの簡単施工です。

最後にIHクッキングヒーターを収めます。

片面オールメタル天板75cm、ラクッキングリルの上位機種を購入いただきました。右画像はIHクッキングヒーターを運転させレンジフードが自動で動作することを確認しています。これでご依頼頂きました今回の工事はすべて完了となりました。                               

施主様が、ご年配のお母様のために安全性を考慮されガスコンロからIHクッキングヒーターへ取替えをされました。
火を使わないIHクッキングヒーターでこれから安心して調理していただけますね。

今回、ご依頼を頂きました元請け工務店D様、施主様ありがとうございました。

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