今回の工場の電気工事は、1月29日(日)昨日(祝日)と本日(日曜)を含めて3日間での工程を組んでおりました。
こちらの工場での電気工事は、一度緊急で動力の主幹ブレーカーが故障して取り替えてから、二度目となります。
以前に携わっておられた電気屋さんが廃業したそうです。
この度のご依頼は、工場2階のマシーン3台を1階に移動をするために必要な電気工事です。
ここからは1月29日の工事の様子です。先行して機械移動の前に配線を通す配管工事を済ませます。
ここにはスタッフ2号しか写ってませんが1号もちゃんと仕事をしております。前回はスタッフ1号の私が高所作業をしておりましたが、今回は2号がかってでてくれました。
とりあえず初日は配管作業と幹線をある程度配線して終了。pm7:00まで作業をいたしました。
そして昨日の様子です。
当方の到着はam9:00前でしたが、すでに重量機器運搬業者が作業を開始しておりました。あせる当方です(汗)
配線は重量運搬業者がブレーカーを切って切り離し機械をクレーンで2階から上記の写真のように搬出しております。
ということで、急いで1階の機械の移動先への配管と配線の作業の続きをします。
機械が所定の位置に設置されてからだと作業がしにくいので、ここは急ぎます。
機械を置かれてしまうとやり難くなる作業をまず手がけます。 と、言っている間に既に機械は1階へ。早すぎ!
今回は、上の写真の現在使用している資材を再利用します。(それにしても、他社様の仕事をとやかく言いたくありませんが・・な配線です)
前日まで機械を操業されていた事と機械の位置の墨出しがまだなので、ぎりぎりまで機械側の配線工事は出来ませんでした。
電気屋なら誰でも思うことでしょうが、大概の仕事が一番最後に残っての作業になります。住宅関係も配線が終わって、クロスを貼ってから照明を取付したりコンセントやスイッチを仕上げます。当たり前ですが、今回のような工場でも先にある程度の配線をしてから、最後に機械を置いてから配線をつなぎます。ちなみに重量運搬業者様はpm3:00には居なくなっておりました。
2台の機械が所定の位置に設置されましたので機械への配線をつなぎます。配線はこのような工場の場合は足元に物を置いたり、つまずかない様に天井から下ろすケースが多いです。
そして、先ほどの再利用する資材を1階に移動させて配線をしていきます。こちらのキュービクルの中の右の写真の動力のブレーカーを遮断します。ちなみにこのキュービクルの中には6.6KVAの電気が来ていて超怖いのですが、今回は変圧後の2次側のブレーカーを落とすだけです。
先ずは、こちらのキュービクルの中の右の写真の動力のブレーカーを遮断して二階の主幹ブレーカーなどを撤去します。
左の写真は2階に付いていた幹線のブレーカーを収めいていた鉄のボックスです。右の写真は1階へ移動した2台の機械のスイッチです(ハイプロスイッチと言います)
ここまで来たら後は電源を送ります。
そして2階に行っていた幹線を1階に先行して仕込んでいた幹線とつなぎます。このとき外は寒く風は強く雪が舞い散ってきました。
私は下ではしごを支えていますが手袋していても手が凍りそうでした。
これで最後にキュービクルの中のブレーカーや他のスイッチ類の電源をONにして作業は終了。
各機械のテストは従業員様が帰られましたので明日になりますが、電圧や接地抵抗のチェックをして以上が無いことを確認。
残りの作業は2階の撤去後の始末と移動した機械から関連した機械への配線接続。
スタッフ2号に「明日休みたいな、頑張るか?」と聞くと「頑張ります」とのことで残業決定!
清掃と片づけを終えたのがpm8:00。預かった鍵で戸締りをして帰社したのが9時を回っていました。
と、言うことで本日は休むことが出来ましたので、こうしてブログもアップできました。
ところで、この時期になると電線を触ると指先がひび割れるのは私だけでしょうか?出来るだけ手袋しているのですが、指先を使う作業になると外すことが多いのですが・・今は右の親指の先がパックリと割れてて痛い、痛い!
同業の皆様はどうですか?