バスカン更新工事

スタッフ1号です。今回は3月1日に施工のバスカンの更新工事の様子をアップいたします。             「バスカン」というのはP社の商品名でありまして、浴室暖房換気乾燥機または浴室換気乾燥暖房機または浴室換気暖房乾燥機またはバス換気乾燥機または浴室換気乾燥機といいます。(どれが正式なのか・・ま、どれも同じ商品の意味でありますので、どうでも良い事ではあります)ちなみにT社様は同じ商品で「三乾王」という名称で販売しております。 業界では縮めてそれらを浴乾と呼んでいます

今回は壁付けタイプの更新工事です。壁付けは通常では在来工法の浴室に取り付けるケースが多いですが、今回はシステムバス(ユニットバス)での工事です。

既設のバスカンがしばらくすると運転を停止し運転ランプが点滅し焦げ臭いということで調べると14年を経過しておりましたので修理をせずに買い替えとをして頂く事になりました。

下がそのバスカンです。

100V仕様でヒーター部が丸見えで赤く光るグラファイトヒーターのタイプです。まずはこちらを撤去します。

撤去時に本体から天井裏に送っている配線を2本切って壁から20センチほど残します。その配線に新しい機械の配線をビニールテープで巻きつけて下の写真の点検口をあけて残った配線を引っ張ると新しい機械の配線もスムーズに天井裏に引っ張りあがってきます。

浴室で使用する壁付けのバスカンは防水のため本体側からすでに配線が出ており、本体側で接続することはできません。(当たり前の話ですが・・)

今回のバスカンは換気扇連動型で、既設の換気扇を利用しバスカンのリモコンで運転の入り切りをする商品ですので電源線と換気扇へ送る電源線の2本を天井裏で繋ぎ変えます。

上の白い物体が既設換気扇です。バスカン電源線を配線後の写真です。

バスカン更新後の写真です。左側の写真に既設の換気扇が確認できます。今回取替えしたバスカンはセラミックヒーターで200V仕様となりますので、かなりパワフルになり浴室ドアを開けたままで試運転すると5分後には洗面所まで温くなっておりました。

最後にリモコンを固定して工事完了です。電圧変換も入れて1時間の工事でした。バスカン含め浴乾は特定保守製品となりますのでお客様に登録の説明とお願いをしすべて完了です。M様ありがとうございました。

 

 

特定保守製品は長期使用製品安全点検制度対象商品で一定期間仕様後に点検をしなければなりません。メーカーへ商品の登録をしていただく黄色い封書がありその中のハガキに記入事項を記入していただき郵送していただきますとお客様の情報が登録されます。バスカンの場合、約9年後に点検の表示が出ますので点検の表示がでればメーカーへ連絡し点検に来てもらうことになります。また、点検通知も届くようになっております。こちらの点検は有償になります。

詳しくは経済産業省の

http://www.meti.go.jp/product_safety/producer/shouan/09_shouan_panfu.pdf#search=%27%E7%89%B9%E5%AE%9A%E4%BF%9D%E5%AE%88%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%81%A8%E3%81%AF%27

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