スタッフ1号です。
先月末に竣工しました介護保険の対象工事を紹介いたします。
弊社は過去にも介護保険はもちろん神戸市、明石市の助成金を利用した工事をしております。また申請に必要な理由書の作成ができる福祉住環境コーディネーターの資格も取得し、手すりの取付位置や段差の解消などのご提案とご相談をしっかりと致しております。
今回ご紹介するのは、息子様ご夫婦が高齢で要介護のお母様を引き取り同居する為、各動線に手すりを取り付ける工事とトイレ出入り口の段差解消を介護保険のみを利用しての工事です。
実際は工事着工前の写真と、完了後の写真を件名や工事内容、日付などを書き込んだ黒板や、ホワイトボードが写るように写真を撮り神戸市の区役所に届けなければなりませんが、そちらの写真は載せるわけには行きませんので工事中の写真と完成後早々の写真です。
玄関から廊下、居室へと続く連続手すりが左の写真です。真ん中の写真は玄関の手すり。大工がトイレの建具の継ぎ足作業をしています。右の写真は廊下手すりで、トイレへの移動用です。
左はトイレ側から見た廊下、玄関。真ん中はトイレの手すり。右はトイレで入り口の段差解消の工事途中です。上の写真に有った建具はここに写っているのを造作しています。
上の写真は食堂への移動用です。
こちらは外部アプローチの手すり取付け前。丁度、手すりの取付け位置にポストがあるので、撤去、補修をして外部用の手すりを取り付けします。今回はリクシル製のUD手すり壁付け用を使用します。
ポストを撤去してブロックで補修しましたが、同じブロックが1個売りしてませんので片面だけリブになっているブロックで補修しました。 リブ側は写真の反対の道路側に。撤去したポストは利用できませんので、お客様にご購入いただき当方で取付を致しました。
こちらの工事の利用者様のご負担は1割負担で17,000円程度でした。これで少しは安心して利用者様も生活が出来ますし、介助をされるご家族の負担も軽減される事でしょう。
弊社の介護保険対象工事の紹介でした。