スタッフ1号です。今回は弊社が得意とするバスカンの取り付け工事の様子をアップします。
今回の工事は、お世話になっている工務店様からの依頼です。
今回の浴室は在来工法で既設の換気ガラリを撤去し、その開口部を利用しての工事となります。 事前に工務店様からの写真を見てタイルの枚数から取付が可能かどうかを現場に行かず判断しました。 上の写真は施工開始後で浴室内のガラリを撤去したあとで撮りました。
同梱の型紙を開口部にあてて取付位置を決めて取付板を取り付けるための下穴をあけます。浴室内の作業中にスタッフ2号が外部のガラリを撤去しています。
ダクトを通した背板金具を固定ビスで取り付けますが、今回はガラリ枠よりビス止めの位置が内側になりしっかり固定が出来ない為、木材を使ってガラリ枠の開口を小さくしてから背板金具を固定しました。
バスカンの本体を取付。エアコンの室内機を取り付ける要領と同じです。上下左右ともメーカー指定寸法のクリアランスは取れています。
外部です。本体からダクトを通して電源線と換気扇へのコネクター付き送り配線が出ています。 写真の左側は電源工事の様子です。アースがどこにもなく分岐できませんでしたので、打ち込みアース棒を地中に打ち込みアース線を電源を接続するボックスまで立ち上げています。ボックスの左から入っているのが電源線です。 こちらのバスカンは200Vの専用回路となります。ですからアースは必須です。
バスカンの換気扇部分取付後です。
本体・換気扇の渡り線をコネクターで接続後、防水用カバーを取付します。
ボックス内で電源線とアース線を繋ぎ、換気扇カバーの周辺をコーキングして外部の工事は完了です。
室内側の脱衣場にある分電盤にバスカン専用200Vのブレーカーを取付します。(写真は取付前)分電盤に追加ブレーカーのスペースがないため分電盤の外へ取付しました。
配線はモールで隠蔽して、先ほどのボックスまで配線を送っています。
工事は、2人作業で養生・清掃も入れてバスカン取付と電気工事で2.5時間でした。お施主様も「これで安心して入浴出来ます」と感謝して頂きました。お施主様、D工務店様ありがとうございました。